コラム-カメラ

X-T30ⅢとXF70-300mmで動物園へ|檻をぼかせる望遠レンズの楽しさ

X-T30Ⅲに買い替えて少し慣れてきたので、4月はレンズ構成の見直しに挑戦しました。
今回の対象は「望遠レンズ」です。

X-T30Ⅲに買い替えた話|初めての撮影で感じた変化

 

レンズの購入動機

これまで望遠域は「XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II」を使用。
主な用途は「動物園」や「花」の撮影です。

X-T30Ⅲ+XC50-230mm

外装はプラスチックで見た目はややチープですが、重量は375gと非常に軽量。F値は高めながら、明るい場所ではしっかり写り、持ち歩きも苦にならない優秀なレンズでした。

ただ、動物園で撮影している中で一つ気になることがありました。

檻をぼかしきれないことがある

被写体との距離や角度にもよりますが、
「あと少しF値が低ければ」
「もう少し望遠側が使えれば」
きれいに檻を消せそうな場面が何度もありました。

そこで候補に挙がったのがこの2本です。

最終的には、F値と望遠域のバランスから、より檻をぼかしやすそうな「XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR」を購入しました。


購入した望遠ズーム

XC50-230mmとXF70-300mm の比較
実際にサイズ感を比較してみます。

左がXC50-230mm、右がXF70-300mm
レンズXC50-230mmXF70-300mm
長さ111mm(ワイド端)132.5mm(ワイド端)
フィルター径58 mm67 mm
重量375g580g
最短撮影距離1.1m0.83m
開放F値F4.5-6.7F4-5.6

X-T30Ⅲにつけた状態

ワイド端の長さ:132.5mm
テレ端の長さ:205.5mm

実際に装着してみると、やや前重心。
見た目は少しアンバランスですが、構えてみると意外と安定します。

作例

初めての撮影

X-T30Ⅲ+XF70-300mm クラシッククローム

使用開始から15分。
近所の桜に止まっていた野鳥を狙いましたが……これは楽しい。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm アスティア

AFも非常に速く、F値が1段明るくなったことでシャッタースピードにも余裕が出ます。夕方でもしっかり捉えられるのは大きな違いでした。

中央部をトリミング

テレ端300mm(換算450mm)は、野鳥撮影にはやや物足りない印象。
ただしトリミングする前提であれば、十分実用的に感じました。

蜜盗しているスズメさんかわいい。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm クラシックネガ

XF70-300mmはハーフマクロ撮影にも対応。
望遠だけでなく、こうした近接撮影もこなせるのは大きな魅力です。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm クラシックネガ

庭に咲いているノースポールをテレ端で撮影。
圧縮効果も楽しめます。


天王寺動物園

準備万端、XF70-300mmを片手に、いざ動物園へ。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

到着はお昼過ぎ。動物たちは少し眠たげ。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm クラシッククローム

ペンギンパークはちょうど餌やりタイム。わちゃわちゃしてます。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm クラシッククローム

水中を泳ぎ回るペンギンも、しっかり捉えることができました。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

国内最大クラスのバードケージ「鳥の楽園」でも大活躍。
遠くの鳥もバッチリ撮影。望遠300mmの恩恵をしっかり実感できます。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

キジの展示スペースは、檻をきれいにぼかすことができました。
今回の買い替え理由だったポイントですが、しっかり効果を実感。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

マレーシアゾウは一般公開前でしたが、テレ端でしっかり姿をとらえることができました。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

ガラス展示の反射は、フードを使って抑え込み。
ジャガーの模様もきれいに撮れました。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

レッサーパンダもガラス展示。
動き回っていましたが、AFも素早く、しっかり追従してくれます。

X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ
X-T30Ⅲ+XF70-300mm エテルナ

推しのタヌキたち。
かわいい。

……つい夢中になって、寄りすぎてしまったのは反省点です。

まとめ

私の用途にバッチリかみ合い、大満足です。

動物園撮影において
「テレ端300mmの望遠力」
「AFの速度」
「檻のぼかし性能」
この3点をしっかり実感できました。

撮れる範囲が広がる”という意味で、とても頼もしい一本です。

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